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理事長挨拶

理事長 伊藤健二

第65代 理事長

伊藤健二

 私たち蒲郡青年会議所は、明るい豊かなまちの実現に、限りない創意と工夫を仲間と共に考え行動し、最善を求めて日々活動を行っています。

 2021年度は蒲郡青年会議所は65周年を迎えます。今後とも一般社団法人蒲郡青年会議所の運動への深いご理解とともに、多大なる支援を賜りますようお願い申し上げます。


理事長所信

守・破・離
〜Change or Not〜


守・破・離とは

 守・・・師匠(先人)の教えを忠実に守り、行動していく様
 破・・・師匠(先人)の教えの中に、自らの考え、想いを足して行動していく様
 離・・・師匠(先人)とは違う、自らの考え、想いで行動していく様

 『JCしかない時代』から『JCもある時代』になっている昨今。その存在価値を示すために我々は何を成すべきなのだろうか。


はじめに

 移り行く時代の中、日本の社会・経済も変化を遂げてきた。人もその時代、その環境に合うスタイルへと変化をしてきた。近年では20世紀の最後にIT革命が起こり、我々の生活を大きく変えた。今ではその技術が我々の生活の中で当たり前のように使用され、より良い生活の基盤を築いていることは言うまでもない。経済に関して言えば購買方法が変化しボタン一つでモノが届き、教育においては教室に行かなくとも授業が受けられるようになり、交友面ではありとあらゆる地域・国の人々と繋がることが可能となった。そんな中、地域をけん引するべき立場である我々、青年会議所はどうなのであろうか。勿論、我々も運動面、活動面、組織運営において変化を求められている。会議体の在り方や事業形態、会員拡大活動も今まで通りではなく、それぞれの立場に立って判断し、物事の本質を見抜き、地域にとっても、会員にとっても有意義である青年会議所活動を行わなければならない。本年度は蒲郡青年会議所が設立されてから65年の節目となる。そこで、先人たちの教えを忠実に守り、築きあげてきた礎をより強固にしながらも、先人たちの想いに我々の想いを乗せた考え方や今の生活様式に合った、このまちに関わる人々が必要としているニーズに応える新たな考え方を持つ必要がある。

 私は古きと新しきが混じり合い生み出される『調和と変化が織り成す熱意あるまち』こそが我々青年会議所が成すべき『明るい豊かな社会』の実現へと繋がってゆくと確信している。


未来のまちの創成

 人が居てこそ、人々が輝いてこそ「まち」であると考える。人が居るまち、人々が輝くまちとは何か。それはそこに住む人々が自ら考え、想いが映し出されているまちではないだろうか。我々が率先してまちづくりに取り組むのは当たり前だが、その実現には市民の方々にも興味と関心を持ち、まちを創っていく当事者となっていただく必要がある。その中でも、若い世代こそが未来のまちを輝かせるキーマンになると考える。このまちの未来を考えてきた先人たちから知恵と知識を受け継ぎ、その中で『変えるもの』『変えざるもの』を自らで考え、「自分たちのまちは自分たちが創る」という意識を高く持ち、蒲郡の未来に対する熱意を市民へ伝播し、共に行動することが未来のまちを創成していくことだと考える。先人たちが持つ経験、そして未来のまちを担う世代の想いの調和によってこのまちのニュースタイルを築き、『調和と変化が織り成す熱意あるまち』に向けて活動していく。そして、その想いを形に表すため、65周年の記念事業を開催する。


未来に繋がる自己意識の変革

 明るい豊かな社会の実現に向け、地域の発展と社会問題への取り組みを先頭に立ち率先して活動している我々青年会議所は市民意識変革団体とされている。自らが発信源となり周りの人々を惹きつける団体でなければならない。だからこそ自問してほしい。「人・まちを変えようと言う前に自分自身は変わったのか」と。

 人間が成長するには「意識」「行動」「環境」の3つの要素が必要とされている。先ずは自分の意識を変えなければならない。そして、自分の行動を変えなければならない。さらに、自分の置かれている環境を変えなければならない。自らが実践し、経験し、変わる事の重要性を知るからこそ他人からの共感を得られるのではないだろうか。

 地域のリーダー、けん引役として、明るい豊かな社会を目指し、自分たちの住み暮らすまちを『調和と変化が織りなす熱意溢れるまち』へ発展させるためには、我々を含めた未来のまちのリーダーとなるべき人間の成長が必須であると考える。先ずは、我々が未来のまちのリーダーを育てる能力を身に着けなければならない。それには、一面的な考え方ではなく多面的に物事を見る、考えられる力を養うことが必要である。そして、その考え方を伝播し、一人でも多く人が未来のまちのリーダーへと成長できる環境を整える必要がある。

 意識変革は強制されて成されるのではなく、一人ひとりが自発的に自らの思考や行動を変えることで初めて成されるのである。誰のためでもない、自分の成長のために一歩前へ進もう。それがまち全体を、自らの周りを巻き込むことに繋がるのだ。


組織改革が織り成す会員拡大

 時代は変わり社会では働き方、考え方、伝え方、人間関係の構築の仕方も大きく変わってきた。昨今、日本全国の青年会議所でも組織改革を強く推進する動きが多く見受けられる。一昔前には通用していた常識が今や非常識となっていることがあるからだ。受け継がれてきた良き風習は踏襲し、今置かれた環境下にはそぐわない部分は変えるべきだと考える。『JCの目的は何なのか』をしっかりと理解し、『JCがJCのための組織』ではなく『個人の成長と発展の機会』となるべく、組織運営に臨む必要がある。

 近年は会員拡大を設置し目標人数に向かい邁進してきた。しかしながら、達成できたことがあっただろうか。その原因は誰かがやってくれるであろうと言う当事者意識の薄さだけでなく、胸を張って青年会議所活動・運動の持つ意味を、意義を説けない点があるからではないだろうか。「何のために活動をしているのか」「誰のために活動しているのか」「その活動が何につながるのか」、我々青年会議所には利他だけでなく、自分自身の能力、社業に対しても大きな意味を持つことを全ての会員に実感してもらわなければならない。青年会議所の魅力を自らが感じ、伝えるからこそ共感を得られるのだ。また、入会してもらうことが目的でなく、入会をしてもらったからには成長してもらうことが目的だと理解して欲しい。単に組織の存続のための拡大活動ではなく、未来のまちのことを語り、共に研鑽し、高め合っていく仲間を増やす活動としなければならない。

 適切な青年会議所活動を行う為には最低50名の会員が必要である。その達成に向け、拡大委員会を設けていない本年は各委員会へその役割も担っていただく。この節目に当事者意識を持って活動していただくための新しい取組を行っていく。


65周年を迎えるにあたり

 (一社)蒲郡青年会議所は1966年に県下5番目に創立された青年会議所である。本年度は65周年を迎える。意志と覚悟を持って活動してきた先輩諸氏が紡いできた64年という長い歴史がここにある。先人たちが常にまちの未来を想い、市民からの信頼を築いてきたからこそ我々が今日、活動できていることを忘れてはならない。我々も同じくしてまちが、まちに関わる人々が必要としているニーズを的確に捉え、英知と勇気と情熱を持って活動を行い、今後も続く未来の蒲郡青年会議所としての存在価値を作っていかなければならない。

 60年の節目で制定された60周年活動指針を省みて、これから成すべきことを明確にし、メンバー全員が当事者となり、先輩諸氏、他の青年会議所を含む関係諸団体へ、その決意を表明するため式典を開催する。


結びに

 「青年会議所とはあなたにとって何ですか。」この問いに対してわたしはこう答える。「自己の成長と生涯の友を同時に得られる機会」だと。

 急速に変化する時代の中で、さまざまな物事に対し『今まで通りの方法(守)』とするのか、『今までと少し違う方法(破)』を取るのか、それとも『全く新たな方法(離)』を考えるのか。いずれにしても自分で考え、選択し、行動するしか解決の道はない。新たな問題に取り組む場合であろうとも、社業の上で失敗は許されることではない。しかし、この青年会議所では例え失敗をしたとしても、自らの経験とすることができるのだ。

 事業に関して言えば単年度制がデメリットとなることもあるだろう。しかし、翻せば、多くのメンバーがさまざまな役職を経験できるというメリットがあるとも捉えられる。それぞれの役職によって、多くの情報を、より深く物事を考えられる能力を身に着けられ、大きな経験を得られることができると私は考える。悩み、苦しみ、時には逃げ出したくなることがあるかもしれない。しかし、周りには同じ目的に向かって共に歩んでくれる仲間がいることを忘れないで欲しい。

 自らと向き合い、仲間を信じ一歩前に歩みを進めよう。その一歩が自己成長を促進させ、「明るい豊かな社会の実現」に繋がっていくのだから。




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