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理事長挨拶

理事長 酒井伸豪

第64代 理事長

酒井伸豪

 私たち蒲郡青年会議所は、明るい豊かなまちの実現に、限りない創意と工夫を仲間と共に考え行動し、最善を求めて日々活動を行っています。

 2020年度は「心躍るまちへの軌跡 〜未来への仕掛け人となれ〜」をスローガンとし、会員一人ひとりが「今まちのためにできることは何か。その活動が市民にどのような影響を与え、未来のまちにどのような影響を与えるのか」ということを常に念頭に考え活動することで、「心躍るまち」の実現への歩みを進めてまいります。

 今後とも一般社団法人蒲郡青年会議所の運動への深いご理解とともに、多大なる支援を賜りますようお願い申し上げます。


理事長所信

心躍るまちへの軌跡
〜未来への仕掛け人となれ〜


はじめに

 「とりあえずやってみようよ」

 そう言われて入会した6年前。日々の仕事に目一杯で、まちのことなど漠然としか見てこなかった私が、まちに向き合う最初のきっかけとなった言葉です。目に映る青年会議所活動はあまりにも新鮮で、多忙な中でも時間を割き、このまちの未来を真剣に議論する姿は、当時の私には衝撃でした。そして迎えた初めての例会。蒲郡に生まれ、30年の間暮らしてきたこのまちに対し、初めて「まちのため」に行動した瞬間だったと思います。同時に、改めて我がまち蒲郡の良さに気付くきっかけでもありました。

 私は青年会議所活動に励む中で、一つ気付いたことがあります。

 「まちづくりに関わることは、難しいことじゃない」

 まちを変えることは、今すぐにできるようなことではありません。しかし、このまちに対し、未来を考え、何かしらの行動を起こす。これはメンバーのみならず、誰でも可能なことだと思います。未来は、自然に「なる」ものだけではなく、誰かの意思によって何かを「する」ことで、創ることが可能なものでもあります。明るい未来を強くイメージすることができれば、きっと誰もがこのまちのために行動したいと思えることでしょう。

 蒲郡青年会議所が、今まちのためにできることは何か。それは、決して独り歩きするのではなく、多くの市民の意識を変え、共にまちのために行動することだと考えます。これこそが未来を見据えたまちづくりの第一歩であると信じて、活動してまいります。


若者のまちづくり参画

 「まちは、ひとがつくる」

 これは、日本全国で共通する、いわばまちづくりの大原則です。

 「若者のまちづくり参画の重要性」

 これも、全国で共通して説かれているまちづくりのテーマです。

 今、そして次代を担う世代がまちづくりに参画することは、未来の明るいまちの実現のためには必須事項であると考えます。しかし、まちづくりに参画する若者の数については、良い知らせを聞かないのが現状です。もちろんこれは蒲郡も例外ではありません。なぜ参画する若者が少ないのか。それは本人の意識だけではなく、そもそも参加したいと思えるような環境が作られていないからだと考えます。

 人は、実際に体験し、その経験を糧とすることで、成長します。青年会議所活動も例外ではなく、まちに対して特に興味の無かった私が、他人に誘われ、実際に体験したことでまちに対する意識が変わり、今の自分があります。つまり、若者のまちづくり参画において重要なことは、最初の一歩を踏み出していただけるかどうか、という点だと考えます。そして、その手助けを行うことが、まさに青年会議所の役目です。

 青年会議所は意識変革団体と言われています。市民の意識を変えようとするのであれば、もちろん会員自身の意識を変えることが第一です。まずは我々がまちに関してより興味・関心を持ち、その上で若者世代に対し、まちづくりに触れる機会を創出することが、このまちの未来へ繋がる最善の行動であると考えます。


未来を見据えたまちづくり

 私たちのまち蒲郡は、風光明媚な三河湾を望み、温暖な気候や都市部へのアクセスも良いことから、大変住みやすいまちでもあります。そんな蒲郡に誇りを持ち、郷土愛に溢れた人たちが、日々まちの発展のために活動してきました。今私たちが暮らし、当然のように見ている風景や団体、地域活動や催しは、そうした先人たちによる想いによって築き上げられたものであることは言うまでもありません。市民全員がその背景に気付いていなくとも、今日もどこかで笑顔や賑わいが生まれているはずです。

 明るい豊かなまち。それは、市民が未来に対して希望を持てるまちだと考えます。我々青年会議所が行うべきことは、まちの未来をしっかりと見据え、実践することであると思います。未来を見据えた活動、それは「その活動が市民にどのような影響を与えるのか、そして未来のまちにどのような影響を与えるのか」ということを常に念頭に考えた行動を言います。事業限りで完結するのではなく、行った事業の効果を将来へどう繋げていくのかといったプロセスがなくてはなりません。そして何より、「まちがどう変わるのだろうか」という希望を抱いていただけるような活動であることが大切であると考えます。

 青年会議所は単年度制です。事業自体の継続は、容易なことではないと思います。だからこそ、事業限りで終わるのではなく、未来に対して足跡を残す活動が重要視されると考えます。


自ら考え行動できる青少年の育成

 「幼少期の体験が、子供の将来に大きな影響を与える」

 これは、青少年育成に纏わるフレーズとしてよく耳にします。もちろん私自身、幼少期における数々の体験が、今の自分に大きく影響していることは言うまでもありません。ここで言う「体験」とは、他人や自然、地域や社会に直接関わる活動、いわば「リアルな体験」のことを示します。ある統計では、子供の頃に友だちとの遊びや自然体験、地域活動に参加している人ほど、自信に溢れ「経験したことのないことにチャレンジしたい」といった意欲が高いという結果が出ています。

 近年はネット社会の発達により、情報量やコミュニケーションの幅という面では進化を遂げている一方、スマートフォンへの依存やネット上でのいじめといった、我々の幼少期には起こり得なかった問題も発生しています。このような社会だからこそ、「リアルな体験」を通すことで、自信と意欲に満ち、自ら考え行動できる人材の育成が必要とされる時代なのです。

 次代を担う子供たちの育成は、紛れもなく我々世代の任務です。我々の幼少期からの経験に加え、未来を見据えるまちづくり団体としての想いを込めた事業を打ち出し、様々な経験や学びを得ていただくことで、子供たちの将来にとって好影響となるはずです。やがてその子供たちが大人になったとき、たとえ社会がさらに変化を遂げていたとしても、幼少期の経験から得た学びによって、我々と同じように次代の担い手になっていることでしょう。

 また、蒲郡青年会議所が継続事業として行う、子供たちの健全育成を目的としたわんぱく相撲蒲郡場所は、このまちに無くてはならない事業であると考えます。今後もこの事業を継続していくためには、蒲郡青年会議所だけで運営するのではなく、市民を巻き込んだ運営体制に切り替えていく必要があります。市民の理解や協力を得ることはもちろん、確固とした運営体制を築き上げなくてはなりません。未来を見据えたとき、それこそが今の蒲郡青年会議所の役目であると考えます。


全員が役目を担う拡大活動

 かつて、青年会議所活動の運営が危ぶまれるほどに、会員数が減少した時期がありました。しかしその後の拡大活動により着実に成果を伸ばした結果、例年目標と言われる50名体制が目前まで迫っています。50名体制となれば、まちに対する影響力はより拡大し、明るい豊かな社会の実現に大きく近づくことは言うまでもありません。

 拡大活動において「全員拡大」という標語が叫ばれて久しいですが、私はこの言葉の意味を「メンバー全員が拡大意識を持ち、それぞれが役割を持って行動する」ことであると考えています。メンバーの拡大意識の向上はもちろんのこと、蒲郡青年会議所という組織体を活かした効果的な拡大活動が必要です。

 また、新入会員が入会に至る動機は様々です。「まちのために活動したい」「自分自身の成長に繋げたい」と最初から高い志を持ち入会する人は少数であると思います。私自身、入会したきっかけは「何度も声を掛けられ、そこまで言うなら少しだけ覗いてみよう」と思ったのが正直な話です。当時の拡大担当者との幾重にもおよぶ対談の中、「時間」や「お金」、また「何のメリットがあるのか」といった不安要素は少しずつ解かれていき、入会を決意したのち、気が付けば青年会議所活動に勤しむ自分がいました。つまり、それぞれの候補者の心持ちを的確に捉えた拡大活動こそが重要であると考えます。

 50名体制を築くにおいて、忘れてはならないことがもう一つあります。それは新入会員に対するフォロー体制です。新入会員を育てるのは紛れもなく我々現役会員であり、入会したものの「面白くない」と思われれば、それは新入会員にとっても現役会員にとってもマイナスでしかありません。全ての新入会員に対し、決して取り残すことのないフォロー体制を、この機会に確立し、蒲郡青年会議所の未来へと繋げていきます。


おわりに

 2019年度は、愛知ブロック協議会事務局という、過去に経験のない大役を担いました。初めてのことにメンバーは四苦八苦しながらも、時には励まし合い、時には激論を交わしつつ、いつしか1年前では考えられなかった連帯感が生み出されました。この経験は掛け替えのないものとなり、個の成長、そして組織の成長に多大なる影響を与えてくれたと思います。今、蒲郡青年会議所が持つポテンシャルは、非常に高い水準を誇っています。2020年度は、この力をまちへと還元する絶好のチャンスであると考えます。

 時には壁にぶつかり、時には苦難に直面することがあるかもしれません。そんなとき、明るい未来に対して笑顔になる市民の皆さまを思い浮かべてみてください。きっと、青年会議所活動に対しての見方や姿勢が変わってくるでしょう。そうして1年間、全力で活動した暁に待っているもの、それが「市民が心躍るまち」であるはずです。

 心躍るまちへの軌跡 〜未来への仕掛け人となれ〜

 このスローガンを胸に、我がまち蒲郡の未来をより良き方向へ導くよう、1年間邁進してまいります。



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